TOM'S LESSON :: Vol.5 :: アメリカ在住、ポートウィックパートナーのTOM金沢が執筆する最新レッスン!

TOM'S LESSON

昨年、遼君がPGAデビューした際のレポートです!

IMG_0292.JPG今年の夏もそろそろ終わりの気配を感じている今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。今年のゴルフシーズンのビッグニュースは、何と言ってもPGA Championshipです。ついにY.E.Yang選手、アジアのプレイヤーがメジャー優勝を果たしました。しかもTigerとのガチンコ勝負を制しての勝利は、彼の精神力の強さを示す素晴しいものと感動しました。最終ホールのセカンドショットは、土壇場の状況において神がかりのような止めの一撃でした。お見事! 奇跡だまぐれだなどといっては失礼です。Tigerだって、これまでの数々の勝利の中でツキを見方にそれこそ奇跡のようなショットで勝ち取ってきたものが沢山あります。勝利を手中にするためにはある程度のツキが必要です。そのツキを引き寄せるのも実力の内! 可能性の裏づけがそこにあるということです。

tom_release.JPGTOM金沢そのYang選手のスーパーセカンドショットについてですが、ユティリティーもしくはハイブリッドと呼ばれるクラブによって放たれました。近年最も注目されている、ウッドでもアイアンでもないクラブです。ADAMS GOLFはこのユティリティーで息を吹き返したゴルフ会社です。ウッドとアイアンの間を繋ぐスコアメイクにかなり役立つクラブであることは間違いありません。既に試された経験がある方がもちろん沢山いるはずですが、お気に入りになっている方も居れば諦めた方もいるのではありませんか? 各社が色々なユティリティークラブを販売する中で、どれも同じ?ではないのです。同じようなクラブに見えても、自分に合ったクラブを使うことで初めて効果があることを改めて認識してください。今回は、このお役立ちクラブ、ユティリティーの選び方を紹介差し上げます。


まずは、ユティリティーに何を求めているかを確認してください。
フェアウェイウッドの代わり、ロングアイアンの代わり、ウッドとアイアンの距離差を埋めるなどが主な目的でしょうか? 自分のスイングやプレーパターンによって、合うクラブと合わないクラブがあることに気をつけてください。

フェアウェイウッドが苦手な方がその代わりとしてユティリティーを活用したい場合、基本的にアイアンの延長線上のイメージを持たせることが重要です。ポイントとして、
・ヘッドはコンパクトなもの
・若干フェースがオフセットタイプ
・シャフトがどちらかというと重めで硬め
これらの組み合わせをすることで使いやすいクラブとなります。
このタイプのゴルファーは、アイアンショットの方が得意な方です。比較的パワーもあるので、ダウンブローに叩くイメージでスイングしますので、上記のようなセッティングをすることでユティリティーを使いこなせます。ツアープロはフェアウェイウッドが下手なわけではありませんが、より正確性を求めロングアイアンよりも易しく高めの弾道を得るためにユティリティーを使うのですが、クラブのセッティングとしては概ねこのタイプを選んでいます。気をつけなければならないのは、オフセットのあるヘッドが弾道が低くなる傾向があるので、あまり少ないロフトのモデル(例えば15度程度)はかえってボールがあがりにくく難しいものになることを忘れないでください。

フェアウェイウッドが得意でアイアンショットに自身がない方がロングアイアン代わりにユティリティーを加える場合、前者とは違いウッドの延長線を意識することを勧めます。従って、対照的な特徴になります。
・ヘッドはソールが広めのタイプ
・フェースのオフセットのあまりついていないもの
・シャフトはウッドよりも若干重めながら軽めで硬くない
アイアンショットが不安定な方は基本的に払い打ち傾向が強いわけですから、ユティリティーといえどもソールを滑らすイメージを持てることが重要です。又、このタイプのゴルファーはいわゆるパワーヒッターではありませんので、ボールの上がり過ぎを心配する必要はありません。打ちたい距離によっては25度やそれ以上などのロフトのついたものもショートウッドの感覚で活用できるはずです。
非力であることを自他共に認めているゴルファーでしたら、ドライバー、#3ウッド、#5ウッド、#7ウッド、ユティリティー22度前後、ユティリティー25度前後その上更にもう一本ユティリティーなどといったセットを検討すると良いはずです。


CIMG2090.JPGTOM金沢このように一言でユティリティー・ハイブリッドクラブといっても、それぞれ特徴を持っておりその狙いと自分の求めているものとを合わせることが大切です。チャンと打てばシャフトも長くしなやかなウッドの方が距離が出ます。ユティリティーは、ウッドとアイアンの中間の性能を持ったクラブです。それを武器にするためにも、正しいチョイスをしてください。

最後に、ユティリティーだけに限ったことではありませんが、狙いたい距離に合わせてクラブを選びプレーします。狙っている距離が何ヤードでクラブはこれと決まったら、打つ距離はそれ以上でもそれ以下でもないことを忘れないようにしてください。180ヤードを狙っているはずなのにいざスイングするときには300ヤード飛ばそうとしているようなスイングをしてはダメです。自分のパワーと技量でコントロールできるスイングをすることを繰り返していくのがゴルフであること。よろしくお願いします!!!

アメリカ雑誌「TEE UP GOLF MAGAZINE」(TEE UP INC.発行)で掲載された内容です。


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チャレンジホビー「夫婦ゴルフのすすめ」
※NHK教育テレビ・毎月曜放送
番組内では青山薫プロの薦めでガダルカナル・タカ、橋本志穂夫妻が「サイカグローブ」を使用し技術向上を目指します!!

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